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子供部屋に適している窓の位置やサイズ、数について詳しく解説

窓の位置や大きさによって、その部屋の機能性や雰囲気が大きく変わります。
明るく開放的な子供部屋のイメージで窓を増やし、大きくしたいと思う方もいるかもしれません。
ですが窓は多ければよい、大きければよいわけではありません。
特に子供部屋という使用目的を考えると、適切な数やサイズ、位置があります。
今回は、子供部屋に設置する窓について解説していきます。

子供部屋に適している窓の位置やサイズ、数について詳しく解説

窓は子供が落ちにくい高さに

まずは窓の高さについて考えていきましょう。
子供は大人に比べると、重心が高いという身体的特徴を持っています。
窓の外に興味深いものがあれば、窓から身を乗り出して転落する危険性があります。

そのため、窓の位置は子供が落ちにくい高さに設置するとよいでしょう。
とくに子供部屋を2階に作るときには、床から120~130㎝の位置に設置することがおすすめです。
このくらいの高さだと小さな子供は自分では窓の外が見えません。

身長×0.9くらいが目線の位置と言われています。
身長115cmの子供なら、目線はおおよそ100㎝となります。
125㎝くらいの位置にすれば、140㎝の子供がようやく外の風景が見える高さとなります。

鍵の位置もポイント

窓の高さと共に、鍵の位置にも注意が必要です。
子供は好奇心旺盛ですし、成長するにつれさまざまな知恵がついていきます。

窓の外を見たいと踏み台を窓辺に持ち出し、のぞき込む可能性もあります。
そのときに鍵が手の届く範囲に設置されていれば、開錠し窓を開けて転落する危険があります。
鍵をできるだけ高い位置に設置するなどの工夫が必要でしょう。

家具の位置にも注意

窓自体を高く設置しても、窓際にベッドなどの家具を置けば結果的に踏み台を置いたのと同じになります。
ベッドに登り鍵を開け、窓から転落してしまっては窓の位置を高くした意味がありません。
もし窓の近くに家具を置く予定があるなら、高窓にする方が安全です。

窓は小さくてもよい

子供部屋は明るい方がよいだろうということで、できるだけ大きな窓を設置したいと考える人もいます。
しかし大きな窓を設置するには、どうしても床下からの高さを低くしたり窓を横に長くしたりしなければなりません。
床下からの高さを低くするのは、先ほど解説した通り転落の危険があるため避けるべきです。
また窓を横に長く設置すると、家具の配置が難しくなる可能性が出てきます。

窓が大きいと壁が減る

壁に対して大きな窓を付けてしまうと、壁の部分が少なくなります。
窓の前に家具類を配置することは避けたいと考えると、思うように部屋にものが置けなくなります。

風通しを考えると小さめの窓を2つ程度が理想

窓は外の様子を見たり、日差しを取り入れたりするほかに、風通しの役割があります。
そのため窓は、1つだけ設置するよりは2つ以上ある方がよいとされます。
2つというのは空気の入り口となる窓と出口となる窓なので、同じ面の壁に設置するよりは、異なる面に設置する方が効率的です。

外からの視線を意識しよう

子供部屋に限りませんが、大きな窓を設置すると屋外から部屋の中が見えやすくなります。
ある程度成長すれば自分で防衛できるようになりますが、幼い子供は無防備な姿で遊ぶことが考えられます。
安全性を考えると、外からの視認性が高いような窓は設置すべきではありません。

カーテンやシェードなどを活用して外からの視線を遮る方法もありますが、窓のそのものの視認性を考えておくと安心です。

子供のプライバシーにも配慮しよう

窓の外から部屋の中が見えてしまうと、居心地の悪さを感じる可能性があります。
特に思春期を迎えると、子供は自分だけのスペースとして部屋を活用し始めます。
プライバシーを守るためにも、外からの視線を上手に遮れる窓を設置した方がよいでしょう。

子供部屋におすすめの窓の種類と特徴

子供部屋に窓を設置するときにおすすめしたい窓の種類がいくつかあります。
一般的な引き違い窓以外で検討したい場合に参考にしてください。

高窓

天井に近い部分に設置する窓で、ハイサイドライトとも呼ばれます。
外からの視線が気にならずプライバシーが守られます。
採光も優れ、開閉できる構造にすれば通風性も高くなります。
高断熱住宅など構造的に窓を開けなくても換気が可能な住宅であれば、はめ殺し窓にしてもよいでしょう。

地窓

高窓の反対で、床面に近い部分に設置する窓です。
高窓と組み合わせると換気性が高まります。
子供部屋の廊下側に面した壁に設置すれば転落の心配がありません。

ルーバー窓やオーニング窓

羽根状に作られた細長いガラスをハンドル操作で回転させて開閉する窓です。
オーニング窓はガラス一枚毎にサッシが付いているため気密性に優れ防犯性も高くなります。
開閉角度を調整でき、目隠しにもなります。

隙間が小さいため、子どもが落下する心配もないでしょう。
ルーバー窓の場合は外側からガラスを外せる構造なので、面格子と組み合わせると安全です。

上げ下げ窓

上下にスライドして開閉するタイプの窓で、やや開閉しにくい窓です。
そのため小さな子供が勝手に窓を開ける心配が少なくなります。
上側だけ稼働するタイプなら、子供の落下が防げますし窓に挟まれる心配もないでしょう。
外側の掃除がやや大変ですが、1階の部屋に設置する場合には外に出て掃除できます。

まとめ

子供部屋の窓は大きさや位置など考えるべきことがたくさんあります。
子供が成長してからも使いやすいようにするためにも、専門的な知識を持つ人によく相談することが大切です。
子供部屋のリフォームを検討するときには、経験も知識も豊富な専門会社に相談、依頼するようにするとよいですね。

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