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コルクタイルを浴室に貼るデメリットはある?メリットとお手入れ方法

コルクといえば、ワインボトルの栓に使われている素材ですよね。
ワインボトルの栓以外にも、床材として使われることもあります。
浴室用にコルクを使ったタイルも販売されています。

ここでは、コルクタイルを浴室に使うメリットやデメリット、お手入れ法について解説します。

コルクタイルを浴室に貼るデメリットはある?メリットとお手入れ方法

コルクとは

コルクタイルに使われる素材の1つが、コルクです。
まず、コルクという素材について解説します。

原材料

コルクは、コルクガシという樹木の皮から作られた天然素材です。
ブナ科の常緑樹で、特徴としては一般的な樹木に比べて厚みのある外皮を作る点です。
外皮をはぎ取ったものがコルクという素材ですが、外皮は再び形成されます。

そのためコルクガシを伐採しない限り、一本の樹木から幾度も採取できる環境に優しい素材です。

特徴

樹木の外皮といえば、固いイメージがあるかもしれません。
ですが、コルクは触ってみると柔らかで弾力性を持っています。
保温性にも優れ、音を吸収する性質もあります。
また、防水性があるため、ワインボトルの栓などに使われるのです。

床材としてのコルク

床材としてポピュラーなのは、コルクとウレタンを合わせたコルクマットかもしれません。
足ざわりが良く柔らかな床材で、転倒しやすい子どもや高齢者の生活スペースの床材としても人気です。

低価格で購入でき、好きな大きさに敷けます。
ですがコルクマットはウレタンとコルクを接着剤で圧着しているため、浴室では使えません。

浴室では、コルクガシの樹皮そのものを細片化し、圧縮加工を施したコルクタイルが使われます。
浴室の床材として施工するタイプとマットのように置くタイプがあります。

浴室用コルクタイルのお手入れ法

コルクは、もともと防水性があり、防湿性もあります。
水を吸水しにくいため、水に強い素材です。
ですが、水分が常にある状態だとカビの発生や腐食の原因となります。

床材として施工するタイプのコルクタイルの場合は、入浴後に換気を実施し、浴室を乾かしましょう。
置くタイプのコルクタイルは陰干しします。
直射日光に長く当てると、劣化や変形の心配があります。

コルクタイルの表面が傷むのを避けるためにも、硬いブラシの使用は控え、柔らかいスポンジやブラシを使います。
使用する洗剤はお風呂用の中性洗剤を使用し、カビ取り剤や塩素系漂白剤の使用は避けましょう。

コルクタイルのメリット・デメリット

浴室に、コルクタイルを使うメリットやデメリットについてもまとめます。

デメリット

コルクタイルの表面は、傷つきやすい特徴を持ちます。
固いものを落としてしまうと傷つきやすく、傷は元に戻せません。
また、重たいものを置くとその部分が凹んでしまいます。
機械式浴室の床材としては不向きです。

また、車椅子のまま浴室に入ることは避けなければなりません。
置くタイプのコルクタイルであれば、購入後置くだけで済むため誰でも利用できます。
ですが、施工が必要なタイプのコルクタイルは施工できる業者が多くありません。
施工してくれる業者が少ない点はデメリットといえるでしょう。

さらに、一般的な床材に比べると、コルクタイルは割高な床材です。
置くタイプのコルクタイルは、消耗品です。
手入れをしていても、2年ほどで使えなくなります。

メリット

弾力性があり柔らかなコルクタイルは、万が一転倒しても怪我のリスクが低いでしょう。
表面がざらついているため、滑りにくいためそもそも転倒リスクが低い素材にもなります。
保温性があるため、冬場でも冷たさを感じない床材です。

床に直接子どもを座らせても、嫌がりにくいでしょう。
深夜遅くに入浴する場合、水音が気になることがありますが、吸音性があるコルクタイルなら音が気になりにくいでしょう。

素足や素肌が触っても、感触が柔らかで優しく感じられますよ。

コルクタイルが向いている家庭

家族構成や好みなどによっても、コルクタイルは向き・不向きがあるでしょう。
浴室でコルクタイルの使用が向いているのは、次のような家庭でしょう。

小さな子どもがいる

転倒しやすい子どもがいる家庭では、お風呂での事故を防ぐためにも浴室の床材にコルクタイルを活用することはおすすめです。
お風呂場は床が硬く寒い点は、子どもがお風呂場を嫌う理由といわれています。
コルクタイルなら、床が柔らかで温かいので喜ぶかもしれませんね。

自立歩行可能な高齢者がいる

足腰が弱くなった高齢者にとっても、床材にコルクタイルを利用するメリットは高いでしょう。
ただ、車椅子の使用が必要な場合は、コルクタイルが凹むリスクがあります。
自立歩行できる方の方が、よりメリットを感じやすいでしょう。

一定の時間帯に全ての人が入浴できる

常に湿気がある状態では、コルクタイルが傷みやすくなり損耗してしまいます。
家族の入浴時間がバラバラだと、浴室内は常に湿気が溜まる環境になりやすいでしょう。

ある程度一定の時間帯に全ての人が入浴できる環境であれば、コルクタイルを乾燥させる時間帯が作れます。
気持ちよく使い続けられる環境といえるでしょう。

まとめ

コルクタイルは、天然素材であるコルクガシの外皮から作られる、環境にも優しい素材です。
柔らかで滑りにくい特徴もあるため、転倒リスクがある浴室の床材に取り入れてみてはいかがでしょうか。

株式会社REALLでは、コルクタイルへのリフォームも行っていますので、ぜひご相談ください。

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