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家鳴りとは?原因や音の種類・対策方法を知ろう

誰もいない家から「ピキッ」や「ギシッ」という音に、恐怖を感じたことはありませんか?
変な音が聞こえると家にお化けがいるのかもと、悪い方向へ考えてしまう人も多いでしょう。

住宅から聞こえる音は「家鳴り」と呼ばれ、音の種類によって原因があります。
今回は家鳴りの原因や音の種類、家鳴りの対策方法について詳しく解説します。

家鳴りとは?原因や音の種類・対策方法を知ろう

家鳴りとは?

家鳴りとは、住宅内から「カチカチ」や「ギシギシ」といった音が聞こえる現象をいいます。

似たような現象にラップ音がありますが、家鳴りは原因がしっかりわかっているため、ラップ音とは違います。
テレビや映画でホラー映像を見た後に家鳴りがすると、心霊現象と思いがちですが、家鳴りは怪奇現象ではないため怖がることはありません。

家鳴りの原因は?

木造住宅の多くで経験する家鳴りですが、軽量鉄筋やコンクリートなどの住宅でも発生します。

家鳴りの原因は、大きく分けると次のような現象が関係しています。

  • 室温(湿度)の変化
  • 住宅建材の収縮
  • 建材同士の馴染みが悪い
  • 地盤環境の問題
  • 住宅の欠陥や劣化

住宅を建築する際、本来であれば十分に乾燥させた建材を使うのが一般的です。

しかし、建材の乾燥が不十分だったり急速乾燥をしたりすることで、建材は温度や湿度によって収縮してしまい「バキッ、ピキッ」といった家鳴りが発生します。
そのため、家鳴りは築年数の浅い新築住宅に多く見られます。

家鳴りは音の種類で原因を突き止めよう

家鳴りは音の種類によって原因が違います。
住宅内からどんな音がするのかを聞き分けて、原因をしっかり突き止めましょう。

「パキッ」という音

住宅内から「パキッ、ピキッ」という音が聞こえるのは、建材が温度差によって軋む音です。

温度や湿度が上昇すると、水分を含んだ木材は膨張して、下降すると水分を放出するため収縮します。
住宅の多くは木造建築なので、家鳴りが発生しやすいのです。

また、鉄筋コンクリート住宅でも木造住宅のように「パキッ」という家鳴りがあります。
木造と違ってコンクリートは温度差で建材が伸縮することはほとんどありません。
代わりに窓ガラスのサッシや鉄筋柱のつなぎ目など、建具が気温によって変化することで家鳴りを発生させます。

「ギギッ」という音

住宅内から「ギギッ、ギーッ」という音が聞こえるのは、住宅の柱や壁が何らかの影響によって動いている音です。

例えば、近くで大型トラックが道路を頻繁に走っていたり、地震が起こりやすい地域だったりする場合、地盤が不安定となり建物に影響を与えている可能性があります。

地盤が不安定な状態が続くと、その上に建つ住宅のバランスも悪くなります。
やがて家の重心がずれたり内壁にヒビが入ったりするなど、さまざまな影響を及ぼすでしょう。

家鳴りの対策方法は?

家鳴りが起きた時は焦らず、まずは音の種類を突き止めてください。
原因がわかるのであれば、ちょっとした工夫で対策は可能です。

家具の配置換えをする

住宅内は家具や家電などを、バランス良く配置しなければいけません。
重さや圧力が片方だけにかかってしまうと、柱や壁といった建材に負担がかかり、やがて家鳴りが頻繁に発生するでしょう。

家鳴りに困っている時は、家具家電を各部屋に分散して設置してみてください。

湿度と温度を一定に保つ

家鳴りの原因は、木造建材が温度差によって収縮することです。
年間を通して家鳴りが発生しやすいのは、季節の変わり目や寒暖の差が激しい時期です。

例えば、エアコンやストーブを付けていたり梅雨のシーズンだったり、家鳴りを感じる日は室内の温度と湿度がいつもと違う状況ではありませんか?
湿度は60%前後を保ち、室内温度は高くなりすぎないように調節することで、家鳴りは少し落ち着くでしょう。

外壁や屋根の温度上昇を抑える

家鳴りが屋根や外壁周りからする時は、室内の温度設定を変えただけでは対策できません。
外壁や屋根の温度が高まらないように、屋根断熱や屋根裏換気を取り入れるのもおすすめです。

また、屋根裏に通気口がある住宅は、換気口にゴミやホコリなどが詰まっていないか確認しましょう。
通気の流れをよくすることで家鳴りは落ち着くので、定期的にお手入れが必要です。

家鳴りの原因は新築と古い家で違う

家鳴りの原因は、寒暖差や住宅建材が馴染めていないなどですが、古い家から頻繁に家鳴りを感じる時は注意が必要です。

古い家の家鳴りも新築同様の原因が関係していますが、建材の耐久性や耐震性が弱っている可能性があります。
木造住宅の建物の平均寿命は30年~80年といわれており、建材が劣化すると住宅が倒壊する恐れもあります。

家鳴りは住宅がダメージを受けているサインでもあるため、「頻繁に家鳴りがする」や「住宅の重心がずれている気がする」など不快感がある時は専門家へ相談しましょう。

まとめ

家鳴りの原因は、温度や湿度のバランスや住宅建材の問題などさまざまです。
音の種類で原因は違うため、どんな音が聞こえるのか把握しておくことも大切です。

新築住宅であれば建材が馴染めば音鳴りは落ち着きますが、鳴り止まない時は建物構造が影響している可能性もあるでしょう。

家鳴りで困った時は、住宅のリフォーム実績が豊富な株式会社REALLにご相談ください。

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