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ユニットバスのコーキングの劣化とは?劣化サインや補修法を解説

ユニットバスは工場で作られた部品を組み立てて作る浴室です。
部品同士のつなぎ目には、シリコンなどが原材料となるシーリング材により、コーキング処理が行われます。
そのコーキングですが、実は時間と共に劣化します。
今回は、劣化のサインと補修方法について解説します。

ユニットバスのコーキングの劣化とは?劣化サインや補修法を解説

コーキングの役割

ユニットバスを始め、住宅の外壁材としてサイディング材を使っている場合など、接合部はコーキング処理を施すのが一般的です。
このコーキングは、接合部から水分が内部に侵入するのを防ぐ目的があります。
素材自体は防水性が高いものが使われていても、つなぎ目を完全に防水処理することは難しいためです。

つなぎ目の上からシリコンなどを原材料として作られるシーリング材を充填します。
この処理がコーキングと呼ばれるものです。
コーキング処理することでユニットバスの壁や床、天井などのつなぎ目から水分が内部に侵入するのを防げます。

コーキング劣化のサイン

一般的な木造住宅の場合、耐用年数は22年程度です。
税法上のユニットバスの耐用年数も建物と同じとされますが、実際の耐用年数は15年程度といわれています。
コーキングはさらに早く、8~10年ほどすると劣化し始めます。
劣化の兆候とされるサインがいくつかありますので、これらが散見されるようでしたら注意が必要でしょう。

ひび割れやはがれ

コーキングに使われるシリコンは柔軟性を持つ素材です。
ですが、経年劣化により徐々に柔軟性が失われていきます。

その結果シーリング材にひび割れが発生したり、接合部からはがれたりする現象が発生します。
ひび割れやはがれが発生するとその部分の接合部の防水性が低下するため、内部に水分が侵入しやすくなります。

変色

入浴時にはシャンプーやボディーソープなどを使用する家庭がほとんどでしょう。
またセルフカラーリングする方もいますよね。
リラックス効果を高めるために入浴剤を使用する場合もあるでしょう。

これらに含まれる成分がシーリング材に付着することで、コーキングが変色することがあります。
また紫外線の影響やカビの発生でも変色が起こります。
シリコンは比較的耐油性や耐薬性、耐溶剤性に優れた素材ですが、それでも劣化は起こります。

色素の沈着やカビによる変色、紫外線による劣化などが起こるのです。
シリコンが劣化することで、カビが発生したときに、より深くにカビが広がる心配があります。
またシーリング材がボロボロになる心配も出てきます。

コーキングの補修法

劣化が激しくなると壁内部に水が浸入し、大規模な修繕が必要になる場合があります。
サインが見られたらできるだけ早めにコーキングの補修を実施するとよいでしょう。

補修に必要なもの

DIYで補修しようとする場合は、以下のようなものを買いそろえましょう。

・シーリング材(防カビ入りのシリコン系がおすすめ)
・コーキングガン
・コテ
・マスキングテープ
・カッター
・プライマー(下塗り塗料)
・ラジオペンチなど

どれもホームセンターなどで買いそろえられます。

手順1.下準備

まずは浴室を乾燥させ、作業しやすい環境づくりを実施します。
次に既存のコーキングを取り除きましょう。
この際カッターナイフで既存のコーキング材をはがし、ラジオペンチで引っ張るとはがれやすくなります。
既存のコーキングを完全に取り除き、汚れも除去しましょう。

もし汚れの除去のために水濡れしてしまった場合は、完全に乾くまで次の作業は実施しません。
水分を残したままだとコーキングがはがれやすくなります。
コーキングする部分の両サイドにマスキングテープを張り養生します。
最期にプライマーを塗りよく乾かしましょう。

手順2.コーキング材充填

プライマーが乾いたら、実際のコーキング処理を実施します。
コーキングガンにシーリング材をセットし、先端のキャップをカッターで切り取ります。
そして、マスキングテープで養生した接合部に沿い、隙間ができないようコーキングします。

その後、仕上がりがきれいになるようにコテで均し、シーリング材が乾かないうちに養生用のマスキングテープをはがします。
施工部分は最低でも8時間は乾燥させる必要があります。
また24時間は触らないよう注意が必要です。
もし、ユニットバスの壁や天井・床などに余分なシーリング材が付着した場合には、乾く前に取り除きましょう。

施工は技術が必要

補修手順を見ると簡単にできそうと感じるかもしれません。
ですが、実際のところコーキング処理には技術力が必要で「シ-リング防水施工技能士」という国家資格も存在しています。
コーキングは失敗するとその防水性が保てませんので、コーキングが劣化している状態と変わらないことになってしまうのです。

ホームセンターで入手できるものがほとんどでも、DIYでの実施は難易度が高い作業です。
とくに水回りの防水性能の低下は家の寿命を縮める恐れもあるため、できればプロに依頼したほうがよいでしょう。

まとめ

ユニットバスのコーキングの劣化は見た目が劣るだけではなく、家の寿命を縮める恐れもある大きな問題です。
劣化のサインが見えてきたら対処したほうがよいでしょう。
株式会社REALLでは、ユニットバスのリフォームも行っていますので、ぜひご相談ください。

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